ムチムチの地(無知無知の知)

人生について一度立ち止まって、考えられる場所にしていきたい。

ビジネスになぜアートが必要か? コモディティ化と差別化

アートについて。

 

合理的ではない。

 

そんなふうに思われているかもしれません。

 

趣味か一部のアーティストだけのものだと。

 

でも時代は変わってきています。

 

アートはビジネスにおいても必要。

 

それが世界の常識となってきています。

 

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サイエンスとクラフトとアート

経営のあり方には3種類に分けられます。

 

  1. クラフト(経験的)
  2. サイエンス(合理性)
  3. アート(美意識)

 

今までの経営は、クラフトに偏っていました。

 

経験に基づいた経営方法です。

 

カリスマ的な経営者の経験や、社内に蓄積されたノウハウによって経営していました。

 

それからサイエンスの時代に移ります。

 

これが最近の経営手法です。

合理的に戦略を組み立てることです。

ビッグデータの解析などによる市場調査を行なったり。

 

クラフトも、もちろん大事ではあります。

両方を使っているのが現在の主流でしょう。

 

それぞれの会社が持つ情報や、ノウハウ、資本、ブランドなどの違いによって競合との差別化をしてきました。

 

これまではこのような経営手法で十分でした。

しかし、時代は移ろいます。

規模の経済性によるものから、情報の規模が重要になってきて、これからさらに変わっていくのです。

 

これからはアートが必要になってきます。

 

ブロックチェーンとAI

一旦本筋からは離れますが、最近は仮想通貨を始めとするブロックチェーン技術が注目されています。

 

それは今までの中央集権的なシステムから、情報が分散されうるということです。

 

つまり、いままではどこか一つの企業が情報を独占的に入手し、それによって莫大な利益を生み出してきました。

 

それが、ブロックチェーン技術によって、個人間で信頼が担保できるようになり、中央を介さない仕組みが出来上がってきています。

 

情報の仲介者がいなくなっていくのです。

 

それは、どこか一つが情報を独占するのではなく、オープンソースでどの人も平等に、情報に対してアクセスできる環境をつくることになるでしょう。

 

また、AIの技術発展も著しいです。

AIと一口に言っていますが、大きく2種類にわけられます。今はまだ特化型AIと呼ばれる、一つのことに特化したものしか行えないものが主流です。

しかし、これから汎用AIと呼ばれるものが普及してくると言われています。

 

汎用AIはその名の通り、どの分野に対しても応用ができるAIです。

 

それができた時、多くの仕事が人からAIに取って代わられると言われています。

 

こういった新技術の登場は、多くのものをコモディティ化します。

 

ほとんどのものがコモディティ化

 

コモディティとは、どの企業も全く同じクオリティのものを作れてしまい、市場価値が低くなった商品のことです。

 

さて、ブロックチェーンや汎用AIがある世界では何がコモディティ化するでしょうか?

 

まず情報はコモディティ化します。

あらゆる人があらゆる情報をノーコストで得られるようになるのです。

 

そして、汎用AI自体もコモディティ化されるでしょう。あらゆる企業がAIを使うようになるのです。

それはどの企業も同じ情報とその処理を行えることを意味します。

 

そうなれば当然、戦略や商品は全てコモディティ化されることになります。

 

同じ情報を入れれば、同じ答えが出てくるのですから、どの企業も商品を差別化することができなくなるのです。

 

そこでどうすれば差別化できるのか、行き着くところがアートなのです。

 

美による差別化

感性は人によって違います。

それはAIなどが認識できない人間の強みでもあります。

 

クラフトやサイエンスはデータ化され、全員が同じ結論に陥りますが、アートだけはその社会でも差別化できるものなのです。

 

だから、美意識を磨くことは、ビジネスにとってなくてはならないものになっていくのです。

 

もちろんクラフトとサイエンスも必要であり、それがなければ競合よりも圧倒的に不利です。

だから、それを持った上で美意識というものを磨いていく必要があります。

 

僕個人的には、人生も似たところはあると思っています。

 

実感としての経験値(クラフト)と知識(サイエンス)そして美意識(アート)を全て磨いていくことが、人間としても必要なんじゃないかと。

 

それをバランスよく磨いていくことが成長だと思います。

 

僕も磨き続けたい。本当に。

 

今回の記事はこの本の要約みたいな感じです!

 

最後まで読んでいただき誠に感謝です!